創業45年交通安全、防犯用品一筋!
会社の創業年と創業者のビジョン
私たちの使命は、事件や事故のない安全な社会の構築に寄与することです。1963年、モータリゼーションが加速する一方で、交通事故が深刻な社会問題として顕在化しました。この問題に直面して、警察がさまざまな対策を模索していた時期に、私たちは市民の安全を守る手段として反射材の普及に着目しました。その提案と市民への反射材の配布を通じて、当社の活動がスタートしました。
その結果、反射材の普及は交通事故死亡率の大幅な削減に寄与しました。しかし、現在でも年間約40万件の交通事故が発生しており、私たちの使命はまだ完遂されていません。今後もこの課題に取り組み続けることで、より安全な社会の実現を目指します。
主要な成長軌跡
• 創業時(高性能反射材「キャットアイ」の販売開始):
当社は創業時から「キャットアイ」と呼ばれる高性能反射材の販売を開始しました。この製品は、その後の業界標準を築くほどの影響を持ちました。また、当社は「紙風船」というノベルティ商品も導入し、これが業界初のノベルティアイテムとして知られるようになりました。
• 成長期(防犯グッズの取り扱い開始):
成長を遂げる中で、防犯グッズの取り扱いを開始しました。パトロールベストなど、セキュリティ向上に寄与する商品群を市場に提供し、企業としての製品範囲を拡大しました。
• 現在(完全オリジナルのPB商品を拡充):
現在では、完全オリジナルのプライベートブランド(PB)商品ラインを拡充し、独自性と市場への適応を図っています。これにより、さらなる市場ニーズの掘り起こしと顧客満足の向上を目指しています。
業界での貢献
• ノベルティ商品の普及:
当社はポケットティッシュをノベルティ商品として全国的に普及させた先駆者です。また、既製品に名入れシールを貼る手法を導入し、このアプローチが現在では業界標準となっていますが、その始まりは当社によるものでした。
• 効率的な注文システムの導入:
私たちはいち早くオフィスコンピューター(オフコン)を導入し、これにより大量の注文処理能力が向上しました。この技術革新が当社のビジネス拡大に大きく寄与しました。
• 製品イメージの革新:
一般に「ダサい」とされていた製品イメージを払拭するために、おしゃれで現代的なデザインを製品に取り入れ、市場の受け入れを大幅に改善しました。
顧客との長期的な関係
私たちの交通安全事業は、警察の方々との密接な協力のもと、多くの試行錯誤を重ねながら展開してきました。当時係長であった多くの方が今では署長へと昇進され、長年にわたる関係が継続しています。また、市役所においても人事異動により交通安全事業から他部門へ移られた方々が、別の啓発事業で当社のサービスを再度利用されることが多々あります。これらの経験は、当社が築いた信頼の証であり、公共機関との強固な連携が私たちの業務の質と範囲を広げています。